2015年12月25日金曜日

鉱物採取の旅♪ ~白亜紀の化石編~

九州5日目、最終日は、天草へと渡りました

目指すは、「恐竜の島」と呼ばれている御所浦島の隣の無人島です(*´ω`*)

白亜紀の恐竜の骨が発見されたことで有名になったのが、御所浦島ですが、
御所浦島に限らず、天草諸島一帯に白亜紀の地層が隆起しているため、
そこらじゅうでアンモナイトなどの化石が発掘できるそうです♪

御所浦島までは橋が架かっていて、車で行けますが、
目指す無人島には橋が架かっていないので、
樋島から海上タクシーで向かいます♪

そう、船!(∩´∀`)∩

ちょっと冒険チックです♪

干潮前後しか発掘ができず、この日の干潮時間の関係で、夜明け前に樋島を出発です

海上タクシーは、樋島の中川さんという方の「昭丸」号(∩´∀`)∩


ほんのりと空が白み始めた頃、釣り人と一緒に船に乗り込みます

釣り人を途中の岩場で降ろし、船は目指す無人島へと走ります
思った以上に高速です♪

ずっと以前、御蔵島にイルカに会いに行った時、
小舟で海に出て、船酔いして撒き餌した(;´Д`)経験がある私は、
酔い止めに「朝鮮ニンジン」のドリンクを飲んで行きましたが、
そのかいがあったのか、海が凪いでいたからなのか、
全く酔う気配もなく、とても快適に海の上を走る船を楽しむことができました(∩´∀`)∩

30分ほどで、目的の島に到着です
空はすっかり明るくなっています


その島のどこもかしこも白亜紀の地層が出ているそうで、
隊長いわく、とにかくどこでも地層の土を剥いで割ってみれば、何かが出る、とのこと

白亜紀の地層の上に立っていると思うだけで、
なにやらうれしくなりました♪


早速、隊長たちが掘ったポイントらしき場所に行くと、
こんな感じの崖?がずっと連なっています

バールで地層の土を剥ぎ、ハンマーとタガネで割っていきます

うーん、確かに結構な頻度で何かが出てきます(´艸`*)

でも、アンモナイトとかサメの歯ではなく、
何か虫っぽいような、よくわからないものです( ̄ー ̄)

土はボロボロと簡単に剥げるので、次々に割っていきます

途中で、海岸のごろ石の中から、貝の化石を見つけました


でも、隊長に確認すると、これは比較的新しい化石で、白亜紀のものではないとのことでした( ;∀;)

アンモナイト出ないかなー
サメの歯、出ないかなー

そう期待して次から次に割って行きましたが、
出るのはよくわからない小さな虫っぽいのばかり( ̄ー ̄)


こんな風に、土が丸く層になって堆積しているようなものがたくさんありました
海底の水の流れの関係で、こういう風に丸く堆積していったのでしょうか?

ボージーストーンに似ていたので、ボージーストーンも何かが核になって転がって、
こういう風にできたのかもしれないな、と思いました(*´ω`*)

かれこれ4時間近く、剥いでは割り続けていたでしょうか

ハッと気が付くと、海岸に潮が満ちてきた時の印に置いておいた流木すれすれまで、
潮が満ちてきていました

これ以上満ちると、途中の道が沈んで、船着き場に戻ることができなくなってしまいます(;´Д`)

焦って収穫物をまとめ、船着き場へと引き返しました

船に乗れなかったら、野宿です(;´Д`)
冬、凍え死にます
飛行機にも間に合わず、東京に帰れません

ギリギリ、危機一髪のところでした

ちょっと、ハラハラしました( ゚Д゚)

そんな状態だったので、虫っぽいのの写真を撮る余裕もありませんでした( ̄ー ̄)

虫っぽい化石だけをゴロゴロと持ち、
船着き場の近くで、のんびりとお弁当を食べながら船が来るのを待ちました



時間指定通り、12時に中川さんが迎えに来てくれて、
さすが日本だなー、と感心しつつ、
また樋島に向けて海を走りました



予想以上に、海の上を走るのは気持ちいい♪
すごく、自由な気持ちになります

なんだか、海の上を自由自在に走り回る天草の民、
まさに海洋民族、って感じで、ああー、すごくいいなあ♪(*´▽`*)

こういう暮らし、すごくうらやましくなりました

今まで知らなかった世界です(*´ω`*)



島々を照らす神々の階段が、祝福を送ってくれているようでした(*´ω`*)

アンモナイトもサメの歯も採れなかったけど、
知らなかった世界も知ることができ、
わくわく、とても楽しい経験でした(∩´∀`)∩

中川さんと船です♪


とても優しい方でした
お世話になりました♪
ありがとうございました(∩´∀`)∩

収穫物を段ボールに詰め、宅急便で送る準備をひとしきり

さて、後は帰るのみ
空港へと車を走らせます

途中で、車エビの養殖場があり、
生きた大きな車エビ6匹を1400円でゲット(*^^)v
2匹おまけにつけてくれました
超、お買い得~♪


こうして、九州鉱物採取の旅は終わりました

スモーキーも化石も収穫物は少なかったけど、
それだけ、何回も地道に根気よくやる必要のあること、ということでしょうし、
私の中の「やってみたい」気持ちも満たされ、
何かがちゃんと収束してくれた旅でした(*´ω`*)













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