2015年10月18日日曜日

パーソナリティの浄化の方法 その1

パーソナリティの浄化の重要さを理解しても、
では、それをどう行っていけばいいのか

それにはいろいろな方法があると思いますが、
私が自分なりにずっとやってきた方法は、
何か人生において問題が起こった時、
「どうしたらいいのか」、ということよりも、
「どうしてなのか」、と自分の中を深く見て行くことでした

例えば、
随分昔ですが、スピリチュアルな道に入った頃、
私は自己否定がひどく、
毎日のように「消えてしまいたい」と思っていました

「死にたい」ではないのです

「死ぬ」のは、まだ存在していた形跡が残るのです

だから、私の形跡が何一つ残らないように、「消えたい」のでした

この当時は、本当に苦しかったです

そして、ある時、
アレルギー性紫斑病という、自分の免疫抗体が自分の毛細血管を攻撃して破壊してしまうという、
つまり、自分で自分を破壊するという、
意味深な病気にかかってしまいました

私は、その病気の原因は、完全に自己否定であるとわかっていました

この自己否定をどうしたらいいのか、ではなく、
どうして私は自己否定をしてしまうのだろうと、
その「どうして」を心と身体の奥底に杭を打ち込むように打ち込んでいきました

頭でぐるぐると考えるというよりも、
本当に心と身体の奥底に、叩きこむように、打ちこむように、
「どうして?」「なぜ?」を非常に集中して問いかけていくのです

そうして、後は寝るなり、何かをやるなりして、手放します

すると、
ある時、突然、その解答と大きな理解が稲妻のように「ドン!」とやってくるのです

私の場合、それは大抵、明け方にふっと目が覚めた時でした

でも、ご飯を食べていたり、歩いていたり、瞑想していた時にそれがやってきたこともあります

いずれにしても、予期していない時でした

そして、その理解が一瞬にして起こるのですが、
自分が予想していたものとは全く違い、それよりもはるかに深い解答がやってきて、
その瞬間に私は深く癒されて号泣してしまうのです

それは、まさに感謝の号泣です

自己否定の時は、
明け方にふっと目が覚めて、突然、
完全に封印していた幼児の頃のいじめの体験の記憶がバーンと蘇ったのです

カミソリの歯で「話したら首を切るからね」と脅されながら、
私はいじめに合っていました

草っ原で、飼っていた犬にぎゅっと抱きついて、
泣くこともできずに、それが大きな痛みだということすらわからずに、
空をじっと一人で眺めていた記憶だけは鮮明に残っていたのですが、
それが、全ての記憶とつながったのです

なぜ、泣くこともできなかったのかというと、
泣けば、でき始めていた自我が完全に崩れ去ってしまうからでした

記憶を封印することで、私はどうにか自我を保てたのです

30数年間、その大きな痛みの記憶をずっと心の奥に抱え続けてきた自分に、
慈悲の心が沸き起こりました

同時に、いじめた相手にも、自分自身にも、許しが起こりました

私は、いじめられた自分をずっと責め続けていたのです

私は、入院していた病院のベッドの上で、
ずっと号泣し続けました
最後は、感謝の涙に変わっていました

1か月入院しても全く治らないばかりか、ひどくなっていった紫斑病が、
その日を境に、どんどん回復していきました

この入院の間、
私は毎朝、日の出の太陽の光を額に受けていました

なぜだかは知りませんでしたが、
そうしたいと思い、そうしていました

今から思えば、日の出の太陽の光を浴びるというのは、
非常にパワフルなヒーリングだったのですね

このように、
本当に浄化が起きた時は、
感謝が起こります

どんなにひどい仕打ちと思えることも、
最終的には感謝に変わるのです

これが、恩寵とともに起こる浄化の特徴です

私は誰に教わるともなく、
この方法を行ってきましたが、
実はこれが一番深い浄化が起こる方法なのではないかと思います

もちろん、
OSHOの瞑想法や、「家族の座」など、
本当に神秘的に大きな浄化をもたらしてくれるものもあります

それらは非常に有効なので、
それらをうまく使いながら、
自分に「なぜ?」と深く、強く問いかけていく

根源に到達するまで、
「なぜ?」「なぜ?」と問い続ける

そうすれば、必ず恩寵が大きな浄化をもたらし、
私たちは深いところから癒されることができるのです

何か、人生で繰り返し体験すること、
何か、大きな痛みをいつももたらすもの、
今、目の前にある課題、
恐怖、
疑い、
不安、

もし、そういったものに直面していたら、
この方法を試してみてください

頭でぐるぐる考えていてもだめです

「どうしたらいいか」ではなく、
「どうして?」です(*´ω`*)
それを、ハートと身体に打ち込むように、自分自身に問いかけてください







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