2014年11月2日日曜日

熊野本宮大社の編  ~近畿五芒星レイライン巡礼の旅 6日目 ~ スサノオと神武天皇、そしてシリウス、火星・・・

さあ、いよいよ今回の旅の一番の目的地、熊野本宮大社です

昨年から、ずっと熊野に呼ばれていたので、楽しみです

結果から言えば、予想をはるかに超えて、ここがダントツにすごかったです
やはり、ずっと呼ばれていたからこそなのでしょうが、
ここまで熊野本宮大社がパワフルとは期待していなかったので、
本当に感動的でした

本宮大社に入るのに、
熊野古道の「中辺路」を「発心門王子」というところから7キロ位歩く予定でしたが、
私と友人の体力を鑑みて、半分の「伏拝王子」というところから歩くことにしました

本宮前のバス停からバスに乗って、「伏拝王子」バス停まで行きます
バス停に着いたとたん、バスが来て、ギリギリセーフでした

「伏拝王子」で降りて、とても静かな田園風景の中を少し歩いていくと、


奈良県境にあり、熊野と高野を結ぶ古道のある果無(はてなし)山脈が見えるところに出ました


さらに歩いていくと、休憩所が見え、その真向かいに「伏拝王子」がありました




ここまで来ると、初めて遠くに本宮大社(今の大斎原)が見え、そのあまりの有難さに、
伏して拝んだことから、「伏拝王子」と名がついています

発心門王子は五王子に数えられる格の高い神社跡だそうで、鳥居もお社もありますが、
ここ、「伏拝王子」は小さな祠があるだけでした


でも、そこからの眺望は雨とはいえ素晴らしく、すがすがしい気持ちになります

fushiogamikaranozomu.jpg(田辺市のホームページから拝借)

日本の各地から徒歩で何日もかけて参拝した時代、
熊野本宮大社がようやく視界に入るところまで来たことは、
参拝者にとって、本当に感動的なことだったでしょう

私たちも、心が躍ります
(の一方で、「うわあ、まだあそこまで歩くのか!」と思った私たち(;´Д`))

雨がしとしと降り始めます


石段をしばらく行くと、山道に変わりました
緩やかな下り道です

本当に静かな、太古から変わらないと思える山の中を辿っていくと、
頭も身体も心も空っぽになっていきます



ところどころ、土の色が鮮やかなオレンジ色
鉄の成分が多く含まれているのでしょうか、不思議なオレンジでした
写真より、実際はほんとうに鮮やかなオレンジでした


石畳の道もあります
かつての人の労力が偲ばれます

つるっと滑るので要注意


シダに覆われる熊野の森

小雨に煙る山々

傘を差すか差さないかくらいの雨でしたが、
道がかなり濡れているところも多く、
靴も靴下もびしょ濡れになり、
ズボンの裾もびしょ濡れになりました

最初は足が濡れるのが多少気になり、
「冷えちゃうな~」と思ったり、
「ああ、足が濡れてしまうなんて、まだまだ精進が足りなかったのだなあ」と思いましたが、
そのうちどうでもよくなり、
びしょびしょの足で気持ちよく歩いていきました

小さい頃は、そんなこと全く気にならずに、
雨の中をむしろ足をわざと濡らすように水たまりに入りながら、
元気に歩いていたものです

そんな小さな頃の無邪気な感覚を思い出しました

足がびしょびしょになった訳は、後でわかります♪


ゆっくりな私たち、同じバスに乗って、おそらく「発心門王子」まで行ったであろう人達に途中で追い越されながら(;´Д`)、
古道を1時間半だか2時間だか歩いたでしょうか

「祓戸王子」に着きました
ここで、禊をしたのでしょうか


すでに、雨で十分禊されている私たちでした

ようやく、熊野本宮大社の鳥居に到着しました
記念撮影♪

後でわかりますが、ここは裏門?のようですね
古道から入るのが裏門、というのもなんだかヘンですが、正門は後で出る時に通ることになります


ところどころで見かけた花
同行の友人が、何の花か、とても知りたがっていました
よく見かける花ですが、私も名前を知りません

後で調べたら、「臭木」という名前でした
葉が独特のにおいがあるため、こんな名前がついているようですが、
花はジャスミンのような素敵な香りでした
秋に、赤い額のついたかわいい濃紺の実をつけるようです


境内にポストがあるのにもびっくりでしたが、ヤタガラスにちなんでポストも黒いとは!

道順的に、先に神楽殿でご祈祷をあげてもらいました
ご祈祷は、若い神官の方があげてくださいましたが、
なかなかに素晴らしいものでした

そして、いよいよご本殿にお参りです

と、階段を上がって門の傍まで来ると、

うわ!す、すごい!!

中から、ものすごい強烈なエネルギーが押し寄せてきます

うわあ・・・・・・・・・・・・

あまりにすご過ぎて、入れない・・・

門の前に立っているだけで、
そのエネルギーに圧倒されて、声も出ない

門に入れないなんて、初めてです

押し倒されそうな強風を思い出してください
前から強風が吹いてきて、前に行きたくても行けない、そんな感じです

わーっ・・・と、ただただそのエネルギーに圧倒されて立ち尽くしていました

数分間、そのエネルギーに洗われて、
少し、それに慣れてきたところで、ようやく中に入れました

と、中に入ったとたん、
「ああ・・・」

涙が出てきました

懐かしいのか、愛おしいのか、すごいのか、何なのか表現しようもない感覚です

正直、神社にお参りして涙が出たのは初めてでした

心理的に何か感動して涙が出るのではなく、
もっと、エネルギー的に深いところに触れて揺さぶられて涙が出るのです

ありがたいとか、そんなのも超えていました

熊野本宮大社の主祭神は、スサノオです

header photo

(熊野本宮大社のホームページから拝借 中は撮影禁止なので)

昨年の出雲大社巡礼の旅から、何だかスサノオに呼ばれているのです

出雲に行った時も、スサノオの最終地である須佐神社に惹かれて行ったり、
そもそも、出雲大社の主祭神は大国主命ですが、
実は、大国主命は横向きに祀られていて、実際に拝殿から私たちが拝んでいるのは、
本殿の背後にあるスサノオを祀っている素鵞社になるそうです
出雲大社は、かつてはスサノオを主祭神として祀っていたという話もあります

鳥取、島根を旅する間、
ずっと私の中にスサノオがあり、
なんだかスサノオな旅だったのです
(&修験ですが(;´Д`))

それからも、なんとなくスサノオがずっと私の中にあるのです

素鵞社素素鵞社鵞社
実は、ここに来るまで、熊野本宮大社の主祭神がスサノオだと知らなかったのですが(;´Д`)
(先入観なしに白紙で来た方がいいかな、といつも思うので)、
これほど強く感応するところを見ると、
何か、スサノオとの縁が深いのでしょうか

このブログを書くにあたって、いろいろと調べているうちに、
出雲の須佐神社にお詣りすると、
スサノオがたくさん加護してくれるようになるらしいことがわかりました

そのおかげなのでしょうか?

でも、パートナーも、今回熊野を同行した友人も、昨年一緒に出雲に行き、
須佐も一緒に回っているのですが、
私ほどの感応があったわけでもなさそうでした

パートナーにいたっては、
この後に行く伊勢の方がすごかったというのです

でも、私にとっては、
昨年の出雲の旅も、
今回の近畿五芒星レイライン巡礼の旅も、
どうもスサノオな旅なのです

プラス、今回は神武天皇です

神武天皇の東征について、旅の前から何かの知識があったわけでは全くありませんでした

なんとなく、神武天皇、と降りてきていただけなので、
熊野が神武天皇とゆかりが深いと知って、
「なるほどなー」と驚いた程なのです

なぜ、スサノオと神武天皇なのか

そのわけは、まだ明確にはわかりませんが、
そこから発生して、いろいろ調べたり、
自然に目にし耳にする情報を通したりして、
なんだか今はユダヤにまでつながっていっています
(そしてシリウスにも)

なんにしても、
私の魂のルーツと、スサノオや神武天皇は関係があるような気がします

フーマンによって、私がアマテラスの娘であるということは言われていて、
そのエネルギー的なつながりを確かに感じてはいるのですが、
それが何を意味するのか、
文字通り娘なのか、何なのか・・・・と

でも、天照の娘って?誰?何?・・・・

それが、なぜか昨年あたりからスサノオなのです

いや、思い起こせば、
ずっとスサノオは私の中にあったかもしれません

スサノオとは何なのか
神武天皇とは何なのか


話は飛びますが、
私が生まれた時の星のチャートは、
「シリウス」と「火星」

「シリウス」の画像検索結果

それだけなのです

他の人は太陽があったり、金星やら他の惑星がもっとあったり、華やかで、
それがうらやましかった時もありました

「なんで私はシリウスと火星だけなんだろう」と

シリウスと火星の霊的な意味を知らず、
単純に太陽の方がなんだかいいように思えていたのです

でも、シリウスのエネルギーがわかるようになってから、
自分がシリウス由来であることが受け入れられ、
理解できるようになってきました

今、巷の本では、シリウス星人についてのいろいろな見解が見受けられ、
ホワイトブラザーフッドとか、オリオン星人と戦っている、うんぬん、
闇と光の勢力が語られ、あたかもシリウスが光でオリオンが闇であるかのように語り、
シリウスから再び「救世主」が来て世界を統一する、うんぬん、などという、
一見、光に満ちた愛と調和の世界の到来のためのシナリオが描き出されています

でも、もし、本当のシリウス由来の魂であるなら、
霊的な存在に「ヒエラルキー」があるということに違和感を覚え、
それらの中に微妙に描き出されている「善と悪」という設定、
それらによる光と闇の戦いがあるということ、
そして、愛の名のもとに救い主が来て、それによってしか救われない人間という図式に、
そもそもが、そういったスピリチュアルでマインドフルな(;´Д`)
ファンタジーランドのストーリーそのものに、
霊的な存在のくせに、地上と同じことを展開していることそのものに、
何か違和感を覚えるのではないでしょうか

今、スピリチュアルな世界に、
そういったメッセージが五万と溢れているけれど。。。

でも、本当にシリウスのエネルギーを知っていたら、
何かもっと違う・・・・

シリウスのエネルギーは、本当に高次のエネルギーなのです
純粋に「愛」と「よろこび」そのものなのです
しかも、真に高振動の

私たちは、本当に「救世主」が必要なのでしょうか?
私たち自身が、私たち自身の「救世主」になることが必要なのでは?そして、
私たち自身が私たち自身の力で進化していけることを知ること・・・・

本当の声は、
これから聞こえてくるのかもしれません

それらについてはっきりと語るには、
まだ私自身の中で形になっていないので、
まだ言葉にもならず、
何らかお話できるようになるのは先のことになるとおもいますが、
アマテラス、スサノオ、神武天皇、シリウス、火星・・・
それらがいずれつながってくるような気がします

そして、人間の霊的進化とは何か?

今回の旅が、私をどこへ連れていくのか、
何に向けて進ませていこうとしているのか

スサノオに導かれて、
聖地を巡りながら、
その魂のルーツへと近づいていくのでしょうか・・・?

それらのことが、今はまだ漠然と私の周りに、
靄のようにかかっているだけですが、
どう展開していくのか、
導かれるがままに、起こるがままに、
その旅を続けられたらと思います

さて、旅に戻ります

ここでも牛王神符を買いました
 
本宮大社のは、手すきの紙製のもあったので、それにしました
さすが、趣とありがた度が違います(;´Д`)

昨年、式年遷宮でしたが、
古い檜瓦の片を使ったお守りがあったので、それも買いました
こういうの、いいですよね♪
実際に使われていたものを身に着けられるというのは、
なんだかうれしいものです


 神楽殿の前だったと思いますが、「大黒石」と「亀石」という
なんともかわいい岩がありました

大きさは全然大きいけれど、ボージーストーンに似ています

ボージーストーンが、そのまま成長していったら、
こんな風になりそうです

不思議な形ですよね

岩が自分でどんどん成長していっているような形です

あるいは、今、写真を見て思ったのですが、
太古の隕石かもしれませんね

こんな石、自分で見つけてみたい♪


長い階段を上るのではなく、下りて(^_^)


正門?の鳥居を出ました


大いなるギフトに、感謝、感謝の礼を捧げて

ここは本当にすごいところでした
はああ~っ

ここは、何度も訪れることになりそうです

そのまま、元々熊野本宮大社があった大斎原(おおゆのはら)に向かいます
(あっ、その前に、びしょびしょの靴下と靴を取り替えます( ̄▽ ̄))










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